
お鍋中でも特に人気の高いキムチ鍋ですが、そんな人気のキムチ鍋を芸能界でも料理上手で有名なタモリさんと、オリジナルレシピを数々生み出されている、料理研究家ケンタロウさんがレシピを公開しているんです。
いつもとは一味違う、本格的な味が簡単にご家庭で楽しめたらうれしいですよね。
今回は、タモリ流&ケンタロウ流キムチ鍋レシピをご紹介します。
タモリ流キムチ鍋レシピ
まず最初はタモリさんのレシピからご紹介します。
本場韓国の味、とも言われるタモリさんのキムチ鍋ですが、煮干しのだしを使い、和風にアレンジされているのが特徴です。
材料(4人分)
- 豚肉…300g
- キムチ…300g
- 煮干し…5~6匹
- 渡り蟹…2杯
- 大根・白菜等お好みの野菜
- 豆腐…2丁
- 味噌…おたま3杯
- コチュジャン…大さじ3
- サラダ油
※ニラやもやし、椎茸を入れるのも良いようです。
作り方
1.まずは煮干しのだしを取ります。
鍋に2リットルの水と、内臓・頭を取った煮干しを入れ、火にかけます。
沸騰したらそのまま10分くらい煮て、火を止めます。
2.鍋(土鍋等)にサラダ油をひき、豚肉とキムチを炒めます。
火力は中火くらい。
※ここがタモリさん流レシピのポイント!
豚肉、キムチをあらかじめ炒めることで美味しい鍋になります。
3.2の鍋に、1で取った煮干しのだしを入れます。
4.鍋に具材を入れます。
大根や白菜等はお好みの大きさに。
渡り蟹も一緒に入れてしまいましょう。
5.具材がよく煮えたら、味付けをします。
味噌、コチュジャンを入れ、最後に豆腐を入れれば完成です。
6.鍋の占めにはラーメン(乾麺)を入れます。
チェックポイント
タモリさん流レシピ、実は詳しい分量は決まっていないんです。(ここで書いている分量はあくまで目安です。)
料理上手なタモリさんのこと、決まった分量はなく、その時その時で入れるものを変えたり、味付けを調整したりしているのでしょうね。
なので、最初はこの目安の分量で作ってみて、徐々にお好みの味付けに変えてみて下さい。
ケンタロウ流キムチ鍋レシピ
さて、次にもう1つ、料理研究家ケンタロウさんのレシピをご紹介したいと思います。
ケンタロウさんと言えば2012年にバイクの事故で大けがを負われ、現在もリハビリ生活を送られているようですが、彼の料理レシピは今も私たちを楽しませてくれています。
またテレビでケンタロウさんの活躍が見たいものです。
あ、話がそれましたね。笑
本題に戻って、ケンタロウ流キムチ鍋は赤味噌仕立てでコクのある味わいが特徴です。
材料(2人分)
- 豚バラ肉…300~400g
- キムチ…250~300g
- 豆腐…1/2丁
- 長ねぎ…2本
- 春菊…1/2束(ニラでも良いようです)
- ごぼう…1/2本
- にんにく…1かけ
- しょうが…1かけ
- 赤味噌…大さじ1杯(味が薄ければ少し足します)
- コチュジャン…小さじ1/2杯
- しょうゆ…大さじ1杯
- ごま油…適宜
- 七味…お好みで
※大根、えのき等を入れるのも良いようです。
作り方
1.にんにくとしょうがをみじん切りにしておきます。
2.野菜はそれぞれお好みの大きさに切ります。
3.鍋(土鍋等)にごま油を引き、にんにくとしょうがを炒めます。
香りが立ってきたら、長ねぎを加えて、しんなりするまで炒めます。
4.豚バラ肉を加え、色が変わるまで炒めます。
5.水を加え(具材が浸かる程度)、5分ほど煮たらあくを取ります。
6.豆腐、ごぼう、キムチを入れてしばらく煮込みます。
7.ごぼうが煮えたら味付け。
赤味噌、コチュジャン、しょうゆを入れます。
8.春菊(またはニラ)を入れ、ふたをします。
春菊がしんなりしたら完成。七味をかけていただきましょう。
チェックポイント
7の味付けが非常に重要で、分量通りに赤味噌を入れると若干味が薄い場合があります。
最初分量通り入れたら、必ず味見をして、お好みの濃さにまで調整して下さい。
タモリ流の時もそうでしたが、最後は分量ではなく舌による微調整が重要です。
キムチ鍋におすすめの具材
一口にキムチ鍋と言っても作り方は様々で、具材もいろんなバリエーションで楽しめます。
ちなみに私のお気に入りの具材は餃子です!
キムチ鍋のために作るのは少々面倒なので、冷凍餃子を使うと時短テクって感じで非常に便利です。
レンジなどは不要なので、そのままポンと鍋に投入してしまいましょう。
焼き餃子用のものでも良いのですが、食べる時は上手に取らないと柔らかくなった皮が破けてしまうので、皮の厚い水餃子にするのも良いかもしれません。
ピリ辛の汁がからんで美味しいですよ。
寒い季節には温かい鍋で心も体も温まりたいですね。
市販のキムチ鍋の素もいろいろあり、お手軽に楽しむことができますが、たまにはほんのちょっとだけ手をかけて、ワンランク上のキムチ鍋を楽しんでみませんか?
調味料の分量や、入れる具材等によって、ご家庭でのオリジナルレシピが生まれるかもしれません。
今年の冬はぜひご家庭でスープから作るキムチ鍋、お試しください。
まとめ
- 味付けは舌による微調整が重要
- おすすめの具材は餃子
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