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Googleアドセンスでアルコールに関する記事が規約違反なのは有名ですが、それではノンアルコールビールを紹介するような記事を書いても問題無いのでしょうか。
ノンアルコールなので、アルコールは入っていませんが、飲み会以外の日常で登場するわけでもなく、立ち位置が非常に難しいのがノンアルコールビールなんです。
Googleアドセンスのアルコールに関する規約も最近変更になっているので、その辺りにも触れながらノンアルコールビールの紹介について解説していきます。
Googleアドセンスでノンアルコールビールの紹介は許可されている
最近ではノンアルコールビールも進化し、非常に美味しい商品も多く販売されています。
飲酒運転の厳罰が厳しくなったこともあり、飲み会でノンアルコールビールを飲む方も最近は増えてきましたね。
そうなってくると、ブロガーの皆さんも記事を書くときにノンアルコールビールをネタにしたい瞬間ってあると思います。
しかし、Googleアドセンスでアルコールの取り扱いは厳しく禁止されていることは有名なので、ノンアルって平気なのかと疑問に思う方も多いと思います。
結論を書きますとGoogleアドセンスでノンアルコールビールを紹介することは問題無いです。
少し古い記事を見ると、ノンアルも規約違反だと書かれているようなブログもありますが、最近投稿されたような記事を見ると、ちゃんと平気であると紹介されています。
中にはAdSenseのサポートチームに直接問い合わせた強者もいます。
「ノンアルコールビールの紹介記事の最後にノンアルコールビールの販売サイトへの
リンクを貼るという行為はポリシー違反になるのでしょうか?」上の問いに対する回答です。
「ノンアルコールの場合、ポリシー上問題ございません。」
引用元:髪飾り情報局
ただ、最近グーグルはひっそりとアルコールに対しするポリシーを変更しており、どうやらノンアルコールビールだけでなく、そもそもアルコールのアフィリエイト自体も問題無くなったようなのです。
最新のアルコールに関連するコンテンツポリシー
Googleアドセンスのポリシーページに記載されているアルコールに関するコンテンツの許可されるコンテンツ、許可されないコンテンツはそれぞれ以下のように記載されています。
許可される
- バーやパブの店舗案内
- アルコール飲料会社がスポンサーになっているイベントを宣伝するページ
- アルコール関連ブランドの商品を宣伝するページ
- アルコール飲料の製造に関連する情報を提供している、またはそれに関連する商品を販売しているページ
許可されない
- アルコール飲料をサイトから直接購入できるページ
- 過度の飲酒、暴飲や飲み比べ競争を好ましい行為として描写するなど、無責任な飲酒を奨励するページ
ワインの取り扱いが禁止になったのか
過去には、許可されるコンテンツに『ワインやシャンパンを販売するサイト』という項目があり、許可されないコンテンツに『アルコール(ビール・ハードリカー・リキュール)を販売するサイト』と記載されており、アドセンスを行うブロガーの中では、ワインやシャンパンのアフィリエイトはOKで、それ以外のアフィリエイトはNGという考え方が通説でした。
そのため、許可するコンテンツの項目からワインやシャンパンに関する記述が無くなったことで、とうとう禁止になったと書いているブロガーも多いです。
しかし、僕は全く逆の解釈をしており、アルコールの直接販売を行うECサイトは禁止だが、紹介や宣伝を行うことはOKということだと考えています。
許可されないコンテンツの項目に、『アルコール飲料をサイトから直接購入できるページ』とわざわざ直接購入という文言が入っています。
そして、許可するコンテンツの項目には『アルコール関連ブランドの商品を宣伝するページ』と記載があり、要するにアルコールの宣伝までならOKという意味合いだと考えられます。
アルコールの特化型サイトなども可能?
アフィリエイトが問題無いのなら、じゃあウイスキーの特化型サイト作ろう!という発想になりがちですが、そこまでやるのはちょっと危険かもしれません。
それは、許可されないコンテンツに記載のある『過度の飲酒、暴飲や飲み比べ競争を好ましい行為として描写するなど、無責任な飲酒を奨励するページ』という部分がネックだからです。
特化型サイトを作るとなると、当然最終的にはお酒を購入する流れを作らないといけないので、必然的に飲酒を奨励するページ構成になってしまいます。
雑記ブログなどで様々なネタを扱うブロガーや、グルメ系のブログを運営しているアフィリエイターが、居酒屋やおすすめのお店を紹介する中で、記事の流れ的にお酒を紹介した方が自然な流れの場合もあり、そういうときは紹介しても良いというレベルの内容だと思います。
他の例でいうと、ご当地系などでしょうか。
地域紹介に特化したサイトや、旅行系のブログであれば、自然と地酒などを紹介する瞬間があると思いますので、そういった記事で許可されるようなイメージだと思います。
アルコールがメインのサイトを運営したい場合
アルコールというのは愛好者も多く、記事の内容が良質であれば実は非常にアクセスを集めやすいコンテンツであるのも事実です。
基本的にはASPでしっかり商品の購入まで繋げられるように努力して頂くのが一番ベストなのですが、やはり思いのほかマネタイズが上手くいかなかった場合などに、クリック課金型の広告で終わらせたりすることはいくつもサイトを作っているとあり得る流れです。
また、アルコールは商品単価が安いので、ASPだけだとまとまった収益になりづらかったりもします。
もし、どうしてもGoogleアドセンスのようなクリック課金型広告を貼りたい場合は、忍者アドマックスをおすすめします。
忍者アドマックスはGoogleアドセンスに比べて、残念ながらかなり収益性は落ちますが、Googleアドセンスではありえないユルさがあり、グレーゾーンなサイトを運営する場合のサブ広告としてかなり重宝します。
もしアルコール系のコンテンツでマネタイズに悩んでいる方は、検討してみると良いかもしれません。
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